「天までジャック オドロキマメノキ大登亡!!」は、2000年に旧エニックス(現スクウェア・エニックス)から発売されたアクションゲームです。
クーラクエスト以上にマイナーなこのゲームの攻略…は無理でもとりあえず紹介ぐらいはできる筈である!
とりあえずソフト見つかったのでいろいろ修正しとります(一部脚色して書いてる部分もあったり)。
あらすじ
牛を売りにいった主人公ジャックは、途中ビジーさんに強引に豆と牛を交換させられました。
その交換の直後、牛が突然死。これにビジーさんは激怒し、ジャックに掴みかかろうとしました。
そのときジャックが持っていた豆が地面に落ち、天にも届くほどの大木に成長しました。
ビジーさんから逃げるため、ジャックは豆の木を登っていくことになりました…。
ルール
- ジャックを操作して、各ステージのてっぺんにいるゴールであるサンクチュアリを目指す。
- クリアするには各ステージにある花(3つずつある)を1個以上地上に落としてやる必要がある。
- 全ての花を下界に落とす事が出来るとハッピーエンド(ステージ選択画面で、各ステージの下界に落とした花の数が表示される)
- なので最小数でクリアすると12個(12ステージx1)になる。
- サンクチュアリはステージ開始時にアドバイスをくれたりする(くれないこともある)。
- 道中いるオジャマムシは頭を飛ばして倒していく
- 幹は登ることが出来るが、捕まっているとジャックの体力が徐々に減少する
- ジャックの体力は腕の長さで表示される
- これが0になると幹から落ちてしまう。
- 体力は幹に捕まっていない状態で、かつ落下状態でない場合、徐々に回復する。
- ある程度落下すると「落ちている(落下状態)」とみなされる(ここ重要)。
- 何故重要かというと、ジャックは石・ビン・ニワトリは手で持って運ぶため、落下状態になるとそれらアイテムを落としてしまう。
- ちなみに物を持った状態で幹を登る事はできない
- ×ボタンを押していると空中を泳ぐ事が出来る(しかし落ちていることに変わりはない)。
泳いでいる最中は落下速度が減少するが、体力も消費する。
- ある程度進むとライバルキャラ(競争ステージは除く)が出現、ジャックを追いかけてくる。
- サンクチュアリの花びらはタイマーになっており、全ての花びらが落ちるとゲームオーバー。
- 基本的に各ステージは空中にあるという設定?なので、ステージの最深部まで落下してしまうとゲームオーバー。
- 特定のライバルに触れた場合もゲームオーバー。
- ライバルに頭を取られてそのままにしているとゲームオーバー。*1
メインキャラクター
ジャック
主人公。青い顔をした少年。
牛を売りに行く途中、ビジーさんに豆と牛を強引に交換させられ、その直後牛が死んだことに怒ったビジーさんから逃げるため、
豆の木を登っていくことになった。
自分の顔を飛ばして攻撃するという人間離れした特技を持つが、弱点はその取り外し可能な顔である。
また空中を泳ぐことが出来る
ビジー君
ステージ1と途中に1回、ハッピーエンドの際に1回登場するガッツある商社マンビジネスマン。
通称「たたかうキョジャクタイシツ」。
ジャックのことを「社長」と呼び、強引に豆と牛を交換する。
で、牛が死ぬとジャックに襲い掛かる。
途中のステージでは豆の代金として、ジャックが持つ金のタマゴを生むニワトリを奪いにくる。
ハッピーエンドではクビにでもなったのか、怒りに顔を歪ませながら手紙を握り締めている。
実はこの辺の記憶(手紙について)があいまいだったり。
- 登場ステージ:Stage1、Stage8
- 特徴:ジャックを発見すると一瞬止まり、その後猛スピードで体当たりしてくる
茶店のおやじ
ステージ2に登場する、茶店のおやじ。
無銭飲食をしたジャックを追いかけるため、自前の湯のみロケットで飛行してどこまでも襲い掛かってくる。
また湯のみを投げて攻撃してくる。
- 登場ステージ:Stage2
- 特徴:飛行しているため、足場に関係なくジャックを追いかける
湯のみを投げて攻撃してくる。
農場主人
マメの樹でマメ農場を経営している体格のいい主人。
田舎気質なのか、新参者に冷たいのか、マメの盗み食いで頭にきていて冷静になっていないのか、
やってきたジャックを犯人扱いして追い回す。
- 登場ステージ:Stage3、Stage4
- 特徴:切断された蔓を再生する
2ステージに渡って登場。
キョジンの妻
頭の弱い夫を愛してやまない巨人だけどスレンダーな女性。
そんな見た目とは裏腹に、激しい性格の持ち主。
マメの樹のてっぺんを目指すジャックを
「夫との甘い時間を邪魔するつもりね!」
ということで追いかけてくる。
- 登場ステージ:Stage5
- 特徴:ハイヒールを飛ばしてくる
キョジン君
見た目は大人、頭脳は子供なキョジン。
ジャックと遊んでほしいだけなのだが、体格差がありすぎるため、ジャックなぞ捕まったらバラバラにされてしまうだろうとのこと
(サンクチュアリ談)。
よって、ジャックはいつもの如く逃げることになる。
でも足は遅い。
キョジン君って名前だけど、ハンシン君なんていう相棒がいたりはしない。
ネイティブ・ビーン
ジャックが主人公であることに納得がいかないサル。
で、ジャックと主人公の座を賭けて競争することに。
こいつは特別で、ジャックを無視してひたすらサンクチュアリを目指す。
- 登場ステージ:Stage7
- ひたすら歩いて登っていく
ママ
ジャックの母。ジャックが持ち帰った金のタマゴを生むニワトルを見て
「そんないいもの(美味しそうなニワトリの意)があるなら私がいって取ってくるわ!」
と張り切って家を出て行ってしまう。
サルと同じくジャックと競争することになる。
ジャックとまったく似ていない。ということはジャックは父親似か?
- 登場ステージ:Stage9
- 特徴:ひたすら歩いて登っていく
ファイヤーくん
「せいそう圏ブルース」に登場する、文字通り、名前通りギンギンに燃えている男。口癖は「Check it now!」。
火を消して進むジャックが気に入らず、捕まえてバーニングさせようとする。
こいつの歩いた後には炎が残る。
消防士が嫌い。水も嫌い。
- 登場ステージ:Stage10
- 特徴:消化した後を通ると炎が復活する。
ジャックに触れると即ゲームオーバー
宇宙人
宇宙人。最後とその前のステージで登場する。
最後のステージでは一定時間が経つと豆の木を消滅させてくるので各ステージのタイムとは別に早く登らないといけない。
お姫様のわがままに辟易しており、そのお姫様のおもちゃとして牛を持って帰った。
サブキャラクター
ダニエル
ジャックの家で飼っていた牝牛。牝牛なのにダニエル。
売られていく途中(ビジーさんがつれて帰ろうとする途中)死んでしまう。
ジャックと最終ステージのデモで衝撃の再会を果たす。
サンクチュアリ
豆の木に生えている花?
ジャックを導いてくれる、ゴール兼タイマー。
ジャックが乗ると上に伸びていく。
ジャックを助けてくれる存在なのだが、別にジャックの味方というわけではない
(サルとママのように競争すら公平に審判するので)。
花
豆の木に生えている花。地上へ行くことを夢見ている。
1つ目は判りやすい所にあるが、それ以外は結構めんどくさいところに生えている。
落とした花の数が少ないとバッドエンド(工業が発達し、空気が汚染された世界になっている)になる。
消防士
「成層圏ブルース」に登場するサブキャラ。
水がないので消火活動ができないが、ジャックが豆の木においてある水を投げつけるとその水を使って一定距離の火を消しながら進んでくれる。
ファイヤーくんは消防士の水がかかると落下する。
お姫様
宇宙人達のお姫様。なぜか顔が青く、他の宇宙人と似ても似つかない。髪の色は赤。
(ジャックから見て*2)美少女なのでジャックは鼻の下を伸ばす。
地球の生物を解剖して遊んでおり、新しいおもちゃ*3に飽きてきている。
アイテム
ビーン
ジャックの体力を回復してくれる。道にあったり幹にあったりする1ステージ24個ある。
水色はジャックの体力を回復してくれる。
黄緑色は最大まで回復した上、一定時間体力が減らなくなる。
ノコギリ
途中にある蔓(上り下りに使用)の、根元で使える。
使用すると蔓を切り落とすことができる。
岩
道端に落ちている。
投げると巨大化し、道にそってゴロゴロと落ちていく。
水
ビンに入っている水。
ちびているツルに使用したり、足場に投げてファイアーくんの足止めに使ったり、
消防士に投げて火を消してもらうのに使用する。
ステージ紹介
ちなみに全部に深い意味はないです。
Stage1:ビジー君登場
ビジーさんとかの話で書いたので省略。
Stage2:まめだんご
ビジーさんから何とか逃げ出したジャック。
へとへとになった所で丁度茶店を発見。
ありったけのだんごを注文して食べる食べる。
で、食べたらお金を払うのが常識なわけで。
当然お金をもっていないジャックは無銭飲食したとして店主大激怒。
あわてて逃げることに(みんなは無銭飲食はしちゃ駄目だよ!)
Stage3:マメの木ウエスタン!
店主を振り切ってフラフラジャック(そのまんま)が、マメ農場へたどり着いた。
マメ農場では最近盗み食いが多発しているらしく、主人は怒り心頭。
やってきたばかりのジャックは
「ヘイユー!最近マメを盗み食いしているのはお前だか!」
と濡れ衣を着せられてしまう(ちなみに盗み食いをしていたのはビジー君)
Stage4:マメの木ウエスタン2〜復讐の農園主人〜
Stage5:ネイティブビーン
農場主から逃げ延びたジャックは、ひたすら登っていく。
が、マメの樹で昼寝をしていたネイティブ・ビーンに
「人が寝てるのに騒がしくするな」
「睡眠を妨害しておいて謝らないとはどういうことだ」
「てかお前が主人公って正直どうなん?」
ということで、主人公の座をかけて競争することに。
サンクチュアリ自体どっちが勝ってもいいらしい。人事だと思って!
Stage6:妻の愛は深いんですよ
なんか吹っ切れたらしく、マメの樹のてっぺんを目指すことにしたジャック。
…が、やる気を出した矢先、巨人の妻から
「怖い巨人がいるから帰りナサイ」
といわれてしまう。
当然登ると決めたジャックにソンナ言葉が通じるはずもなく、
無視して登っていきました。
「愛する夫とのスウィ〜トな時間邪魔するなんて!キー!」
と激昂した巨人の妻はジャックを追いかける!
それなりに楽なステージ。花さえ見つけたら、あとは幹を登っていけばゴールまで行ける。
途中にスペシャルビーンもあるし。
Stage7:大きな子供
なんとか競争に勝ったジャックは天空の城に到達。
マスタードラゴンはいなかったが、巨人の子供がいた。
巨人の子供はジャックを見つけて遊んでもらおうとかけてきた。
その巨体にビビったジャックは豆の木を上って逃亡を続ける!
ちなみにサンクチュアリ前で金のタマゴをうむニワトリ(この城の秘宝)が手に入る。
Stage8:がんばれビジー君
天空の城で金のあひるを見つけたジャックは、それを土産に持って帰ることに。
意気揚々と豆の木を降りていると、ビジーさん再登場!
どうやらジャックを追いかけてきたらしい。流石はガッツある商社マンビジネスマン。
で、ジャックのもっている鳥を見つけ、豆の代金として奪い取ろうとする!
Stage9:燃えるママちゃん
再度ビジー君をまいたジャックは、なつかしの我が家へ。
帰ってきたジャックを暖かく迎えるママ。
そのジャックが持っている金のタマゴを生むニワトリを見て、
「あら、なあにそのおいしそうなニワトリ…」
「そんなのがあるんだった私がいって取ってくるわ!」
といって豆の木を上っていきました。
そしてなぜかまた競争が始まる、始まる…。
やっぱりどっちが勝ってもかまわないらしいサンクチュアリ。
「第二回シュヤクソウダツグランプリ」とか言っちゃうしね。
登るだけなら比較的簡単なステージ。
途中ある踏み切りに敵をぶつけると遮断機があがって進めるようになる。
地雷は近づくと数秒後に爆発する。これも敵をぶつける事で破壊できる。
Stage10:せいそう圏ブルース
ジャックを乗せたとたん、どんどん延びはじめるサンクチュアリ。
成長が止まったところでジャックがサンクチュアリから降りると、ぼっきりと折れてしまった。
あたり一面、大気(成層圏)と豆の木の摩擦熱で燃え盛っていた。
このままでは焼け死んでしまうので、ジャックは上へ上へと逃げていった。
Stage11:ジャックの第一種接近遭遇
Stage12:ジャック涙の再会
ツッコミ
オネガイシマス。